ちくわの穴

腹に渦巻く暗黒を情報の屑の中へ

ちくわの愛

今日のちくわの穴には愛があった

スケトウダラの愛

彼は彼女に恋をしていた

彼は彼女と同じ網にかかった

彼は悲劇と共に幸せを手に入れたのだ

彼は彼女と目を合わすことさえできなかった

そんな彼が彼女と同じ網で、同じちくわになろうとは

同じ機械で練られ、

同じ一本のちくわになろうとは

世間からは気持ち悪がられようと

僕は何も悪いことはしていない

ただ君を思うだけ

そして、どこかの臭いおっさんに食べられるのだ