ちくわの穴

腹に渦巻く暗黒を情報の屑の中へ

ミミズ

我々は生きている

生きるために食べ

排泄し、

女性を求め

射精し、

そして、

シワが増え

歩けなくなり

糞尿を垂れ流し

己が誰かがわからなくなるのだ

死した後も

虫の餌にもならず

灰となり

土ともならず

私はバケモノとなる

 

指針を示してくれ

私のエネルギーを使い切る道を

私は恐る

私は怯える

ただの欲望に塗れた畜生で終わることを

よだれを

精液を

糞尿を垂れ流す

バケモノで終わりたくないのだ

 

私に指針を

私に道を

私に世界を幸せにする方法を

教えてくれ

 

ナチスの収容所で生き残ったあの男は

何をすべきかを知っていた

だから 生きた 生き延びた

私は 知らない

どうすればいい

私は 幸せになる運命で

私は お金持ちになる運命で

私は 世界に貢献する運命なのだ

 

私のエネルギーを他者への貢献に使わせてくれ

私のエネルギーを他社の幸福のために使わせてくれ

悶々と性欲と戦う毎日を

憐憫なバケモノである私を

どうか ミミズのような高潔な存在へと導いてはくれまいか

 

深夜に走る理由

衝動を抑える

私は自分に誓ったのだ

決して自分の手では致さぬことを

しかし、どうしようもなく

どうしようもなく

やってくる

やってくるのだ

触らぬか出さぬか妄想せぬか

悪魔はいう 誘惑する 妄想させる

私は悪いことはしておらぬ

世の悪は、ほぼこの悪魔のせいと言っても良い

しかるが

世の繁栄も この悪魔のおかげなのである

私は反抗をする

3億個とも呼ばれる私の大切なデータとエネルギーを

そう簡単に出してたまるか

私は私を裏切らぬ

この欲望を押さえつけるのだ

必死に押さえつけるのだ

私は出さぬ

苦しい

過去の恋した女性たちがチラつく

下半身が重い

熱い 苦しい

だが私は出さぬのだ

私の美学を守るため

私は立派なオスであるために

であるから 

私は深夜に走るのだ

きょうよう

よめが おこる

ばが こおりつく

そして みにつく

おれの きょうよう

 

よめが きれる

ばが こおりつく

そして みにつく

おれの わざ

 

よめが どなる

ばが こおりつく

そして みにつく

はがねの メンタル

 

よめが なく

こも なきさけぶ

そして きづく

おれらの あい